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2025/8/11 天人峡 心の旅

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 前回登れなかった幻エリアのワイドクラックを初登することができた。 ルート名は「心の旅」、グレードは5.10cということにした。長さは28mくらいだろうか。 #7サイズがずっと続くスクイズチムニー?で半身しか入らないが足はスカスカ。TスタックやXスタックを駆使して登った。前半がさらに広めで#8もあると心強い。 中央の目立つワイドクラックが心の旅 左隣の鬼の肘肩と合わせてワイドに取り組んでかなり技術が向上した。これでどこに行ってもそこそこ登れるという自信が付いた気がする。 こんなに綺麗なワイドクラックは道内では珍しいと思うのでぜひ取り組んでみてほしい。 最後に右の本命プロジェクトをTRでやってみたが、全く歯が立たず。 以前の記憶より数段悪い。だがそれでいい。道内最難を名乗るならそれくらいじゃないと。

2025/8/3 天人峡幻エリア

 今日も今日とて幻エリア。早いところワイドのプロジェクトを終わらせて本命プロジェクトにトライしたいのだが、この日は暑さも相まって完登ならず。登っている最中暑くて朦朧としてしまった。あれは完全に熱中症だ。 7-8番サイズになると外足のヒールトゥーが決まらなくなり、推進力が生まれなくなる。今日はTスタックなど練習してみたが、実用化にはまだ時間がかかりそう。それでも新しいテクニックを習得するのはクライミングが上達している気がして面白い。 同行者の皆さんは「燃えよ命 11b」に苦戦も、徐々に高度を上げる。少し難し目のグレードでジャミングを練習すると、簡単なクラックではとても楽に感じるはず。ジャミングはテクニックなのでハードで決まりにくいクラックでこそ誤魔化しが効かないし正確な技術が身につくと思っている。自論ですが。

7/19-20 Tクラック&奥立岩

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 今回は関東のYoutuber たけちゃんねること竹田さんが北海道に来られるとのことで案内をしてきた。せっかくの北海道ツアーだが全道的に雨でなかなか登れる場所が思いつかない。一緒に案内するN渕さんと頭を捻った結果、BAのTクラックに行くことになった。 久しぶりのTクラック、全天候型フィンガーだ。さすが、全く雨に当たらない。 竹田さんは慣れないフィンガーと格闘しながら楽しんでいる様子。自分も久しぶりにリードしたが、テラス前でテンション。上部はテンションかけまくりだが、なんとか自力で突破した。さすがに少しシケっていたかな。 12bかもう少し上なのか。グレード評価は難しいが、とにかくフィンガーの練習になる良いクラックだ。 その後は吹上露天風呂に行って、馬場ホルモンで〆。 東川のN渕邸はめちゃ広くておしゃれ。Youtube撮影なんかもしちゃったり、久々にワイワイ楽しかった。 馬場ホル初めて行った。美味かった。 2日目は朝までかなりの雨量があり、朝日の岩場に向かったものの、アプローチは藪藪、岩はべちょべちょと踏んだり蹴ったり。 気を取り直して、蜂屋でラーメンを食べて奥立岩へ。下部が濡れていたが、なんとか登れそうだったのでヘルフィンガーなどトライ。竹田さんはさすがの二撃だった。 最後に銀盤を登ろうとした時に、下部のなんでもないところで濡れたホールドを持とうとしたらすっぽ抜けて嫌な落ち方をした。肘を強打してかなりの流血になってしまい、見たところ縫合が必要そうだった。そのあとすぐに旭川の当番医で処置をしてもらえたので事なきを得た。のかな? クライミングでまともな怪我をしたのは初めてだったのでちょっとショックだったが、縫うくらいで済んだからそれはそれでよかったのかな。今後は気をつけよう。 ヘルフィン楽しんでもらえたようで何より。 今回のように人と人との縁が繋がって交流が生まれるのは素晴らしいこと。 また集まって登れる日が来るといいなぁ。

2025/7/12-13 天人峡 Fire Cracker

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 ダム下エリアのプロジェクト完登。 「Fire Cracker」5.11c? 25m 前々から見た目はかっこいいけど、果たして登れるものなのか不安で取り付けなかったライン。特に下部の指の入らないサイズの凹角は最初は不可能に思えた。しかしそんな難所もうまいことムーブを生み出して無事解決。 一目惚れした手付かずのラインを限界に挑戦しながら登れたことはこの上ない喜びだった。 2日目は久しぶりの幻エリアへ。見た目簡単そうだと思って取り付いたワイドクラックが思いのほか強烈で、必死こいて初登した。次回に持ち越さず、その日のうちに決めきれたのはよかった。 写真中央のフレーク状ワイド、上部は凹角となる 「鬼の肘肩」5.10b 28m ほぼ6番サイズだが、7番も一つくらいあったほうが安心だろう。 ワイドの登り方もだいぶ洗練されてきた感じがある。6番サイズの練習をしっかりできたのは収穫だった。

2025/7/5 天人峡

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 ダム下のPはあと一歩まで迫った。 下部の一見不可能と思われる凹角はムーブを発見し解決。諦めなければなんとかなるものだ。 中間部〜上部は繋げるとしんどいが、落ち着いて登れば落ちることはないだろう。 H井さんはコンセンサスを3便目でRP。龍樹も先日終わらせたとのことでノリノリのようだった。 今シーズン初クワガタ、かわいい

2025/6/29 M海岸岩探し

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 毎度恒例の岩探しシリーズ。そろそろ天人峡もひと段落つきそうだし、次のフィールドを探しておきたい。まだ天人峡にも何本か登らなければならないラインは残っているが・・・ 事前情報だと壁はクソデカい。おそらく100mクラス。ボルダーもたくさんあるようで、リードクライマーもボルダラーも楽しめますね。 でも岩は行ってみないとほんと分かんない。岩質ボロボロかもしれないし。だからあまり期待しないでお散歩のつもりで出かけてみた。 駐車場から壁 壁基部にはデカいボルダーがごろごろ こんなのがたくさん、これはほんの一部 急な藪斜面をフリーソロして岩壁基部に到着 岩壁の左の端っこに終了点作成、NPラインの予定 ボルダーは場所的に誰かが手をつけていてもおかしくないため、現在情報収集中。少なく見積もっても100個以上は存在している。 壁は全くの手付かずだろう。岩質は見晴っぽいところもあれば、セバチっぽいところもあり。思いのほかしっかりしていて俄然やる気が出てきた。 マルチ、シングルピッチ、何十本ラインを引けるのだろうか・・・ 一生遊べるな〜と岩を見ながら想いに耽る。 今回ブログにはあえて写真を載せています。 開拓は限られた岩の争奪戦です。岩は誰のものでもないんですが、クライマーのしきたり的にはそういう訳にはいかない。誰かが始めた物語に軽々しく踏み込んではいけない。 性格悪いな〜と自分でも思うけど、そういう性分なんで仕方ないです。 ある程度形になったら公開します。

2025/6/28 コノエオサレベツ川ボルダー

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 今週こそはと意気揚々乗り込んだが、4手目取れずに撃沈・・・ 最初から最後まで120%の力を出し続けないとこの課題は登れない。 あともうちょい涼しくなってからの方がいいかな。 Mちゃんはきたあかり 6級を完登。着々と上手くなっている。 帰り際にソラニワボルダーの新アプローチを笹刈りして終了。最後は河原を歩くけどだいぶ時短になるはず。この岩の課題はほとんどスタンディングスタートなのでSDも追加したら面白くなるかも。立ちからでも十分面白いけど。