投稿

グレーとホワイト

  ヨセミテのエル・キャピタンは1958年にウォーレン・ハーディングらにより初登されました。かの有名なルート、The Noseの完成です。この初登には約1年半の歳月が費やされました。トライ中、公園のスタッフに登るのを止めるよう注意され一旦は降りるもののまた何食わぬ顔で戻って登り始めるといったエピソードもあったようです。今現在、ヨセミテは世界中からクライマーが集まる聖地となっていますが、最初はそんな始まりだったのです。  ここ北海道においてクライミング行為がグレーなエリアはいくつかあります。その一方で、市町村と上手く連携を取ってクライミングが根付いているエリアもあるでしょう。そこには長い間地道な交渉を続けてきた努力があったと思います。クライミングを認めてもらうのには必要不可欠なプロセスでしょう。  その一方でもう一つ重要なことがある気がしています。それは、クライミングそのものです。素晴らしいルートの開拓や初登、限界を押し上げるような挑戦、誰もが思いつかないような行動や創造、恐れを前にしても一歩前に踏み出す勇気。いつの時代もそういったものがクライミング自体を押し上げ、文化を醸成していきます。革新的になりすぎれば、色々な問題が起こる可能性がありますが、保守的すぎることも物事を前に進める上での障害となり得ます。今いるクライマーだけが利益を享受するのではなくて、もっと長期的で前向きな視点が必要です。そして挑戦自体を止めるべきではありません。  クライマー自身が前を向いて登り続けなければ、グレーがホワイトになることは難しいのではと思います。物事を前に進めるのは情熱を持った人達だけです。

2026/6/13 Hボルダー

イメージ
 この日は天気予報からは全く予想し得ないゲリラ豪雨三連発でほとんど登ることはできなかったが、それでも少しばかりの成果はあった。 まずは明暗左のPだが、初手取りに成功。二手三手目は遠いがやるべきことは分かっているので後は精度を上げるのみ。少し可能性が見えてきた。 模索中、この後大雨でハング下も水没 次にすぐ横にあるデカ傾斜壁も懸垂で上部を覗いてみた。浮石が少しありまだ掃除は必要だが、岩は比較的硬くてモゲる心配もなさそうだ。 懸垂中、バールじゃないと取れない岩があるので次回 後は下地に挟まっている巨大岩をどかしたり、草刈りに勤しんだりとできることを粛々と進める。 これでアースの心配が減った 最後に一番デカい岩に何度目かの訪問をしてフィニッシュ。何回も見直すと以前には見えなかったラインが見えてくる。デカすぎて微妙かと思っていたけど、実際は真逆でこの岩が一二を争うクオリティなのかも。ハイボル好きにはたまんないだろうな。 ガバと甘いカチが並んでここを登れと言わんばかり こちらもクラックとポケットがラインを示している、そしてイオマンテより遥かに高い。 週末消化不良に終わったので、平日朝活の出番かな。

2026/6/11 Hボルダー

イメージ
 ここのところ週一ペースで朝活に行っているが、結構仕事に響くので週一が限度になってしまう。そんな貴重な朝の数時間だが、今日は岩場に着くとまあまあ濡れている。数日前からまとまった量が降っていたので、その名残りらしい。 とりあえずできるラインをということで、明暗の右の洞窟からトラバースして合流するラインを模索。洞窟奥の明確なガバから良いホールドを繋ぐのだが、やってみるとヒールを駆使していく感じで面白い。リップのドロドロをできる範囲で掃除して、繋げトライでしっかり完登。風の通り道 6cとした。 左のプロは濡れていたのでまた今度。次は隣のでかハングも登ってみたいところだ。

2026/6/7 Hボルダー

 この日はえーじさんをエリアにご案内。まずはメインの岩を順番に見てもらう。 強傾斜のデカい岩と巨大ルーフはやはり気に入ってもらえたよう。自分以外の人の目が入ると新しくラインも見えてくるのでそれもまた面白い。 その後は明暗の岩であーでもないこーでもないと言いながら掃除をしたり登ったり。 二人とも明暗 7aは終わったので、左横からの派生ラインにトライ。7bあるかも?の強度があり、この日は登れず。この岩だけでも遊びがいがある。 帰りに一番デカい岩も見学して、大満足な1日だった。

2026/6/4 Hボルダー

イメージ
 朝活、気合いで3時半に起きるが体はフラフラ。100%の力を出すのは難しい。ということで簡単めな課題を登ってお茶を濁す。 簡単だけど結構面白くない?って登った後にちょっと思った。 今週末は友人が初めてこのエリアに来てくれる。ちょっとドキドキだが、岩もそこそこあるしそれなりに楽しめるといいな。

2026/5/31 赤岩青巌峡

イメージ
 最近は近場のボルダーばかり行っているが、開拓オンリーだと強くなっている感じがしないというか、グレードを追うようなクライミングも大事にしたいので青巌峡へ。 前回から始めたスピードオーバーは何となくバラせた感じで、ただクリップムーブをしっかり確認しないといけないということが分かった。ロープはボルダーと違ってただ登ればいいってことじゃないんですね。当たり前のことだけど。 核心部? 嫁さんはニンジンにトライ。序盤がキツいようで、足位置はもうちょい確認する必要がありそう。玉の汗になりながらも頑張って登っていた。 高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな K谷くんはバウをトライ。いいところまで行っていたが、繋げると厳しいよう。でもかなりいい感じに見えた。 二人からいい刺激をもらえたのでまた頑張ろうという気持ちになった!

2026/5/30 Hボルダー

イメージ
 今日も今日とてHボルダー。メインの岩に向かう途中にまた岩を物色して回る。そんなにサイズはないけれど、やってみたら面白そうなのはちょこちょこある。 やりようによっては段課題も作れそう これも傾斜があって良さげ 色々見てみたが、やっぱり最初に見つけたルーフ岩が今のところ三つ星かな。これはお宝級だと思う。ほぼ札幌市内、アプローチも5-10分でこのクオリティは熱い。 下地とリップは少し整備しないといけないけどね さて登りの方はと言うと、この前何とか完登したキャラメリゼ 7aの左のやや簡単めなラインをサクッと回収。6cくらいかと思うが、手数もあって気持ちのいい課題になった。 さらにすぐ裏手にあるかなり被った岩にも課題を追加。掃除が若干適当だったので、もう少しいいホールドが出てくる可能性もあるが、大体1級くらいだろう。ムーブも面白くてこれはおすすめ〜 少しずつ課題ができてきて、エリアとして動き出してきているのがとてもいい感じ。もう少し課題を増やして、友人たちも案内できたらいいな〜