北の掃除屋さん

 普段はブラック→ぬりかべ右だったのをぬりかべ右→ブラックにしてみたら、本命じゃないぬりかべ右の方が登れた。本命の子には振られたけど、2番手の子にはOKしてもらえたような複雑な気持ちになった。でも少し嬉しかった。 ぬりかべ右7b+ 蘭法華の岩を見に行ったけど、なかなか良さげだった。でもすでに開拓されているらしいということも分かった。色々手を広げすぎると消化できないからここはまた今度かな。

 今年もやってきました、謎に高度下がる現象。去年のテロリストの時もそうだが、以前簡単にできていたパートが何故かできなくなる。これはアヨロの恒例行事なのか・・・ この停滞期をどう乗り切るか。どんなスポーツでもそうだが、成長する期間と停滞する期間が交互に来るそうだ。その競技自体が好きな人は停滞期間でも苦にせず続けることができる。逆に言えばクライミングのことが好きかどうか今まさに試されているということだ。 このブログが更新されなくなったらそういうことだと察してください。 さて、ブラックとぬりかべ右で指が終わったので、そこらにある簡単そうなスラブをひたすら登る遊びをしてみた。どれも簡単だけど何回か出だしで失敗したものもあり、技術的に向上の余地あり。たくさん登ったけど心のモヤモヤは晴れなかった。早く春が来ないかな。

 駐車場に着いてみると雪がちらほら。風は冷たいし気温も低い。日差しもない。 これは寒くて厳しいなぁと思いながらもマットを敷いて準備する。 寒すぎて上着を脱ぎたくないが、気合いで脱いでトライ。そうこうしているうちに雪もどんどん降ってくる。でも負けない、気持ちだけは。ここまでガソリン代かけて来てるんだから！ そんな感じで粘り強くトライしていると、一手進んだ！ 実際は遠いスタンスに足を置くことができただけなので、正確に言うと一足進んだと言うべきか。ほんのわずかな違いだが、ここに足を置けたのは大きい。 正しいポジションに入っている気がする あとは右手を取れればかなり道が拓けるのだが、流石に寒いので撤退。 帰りに芽登フェースの左が面白そうだったので登ってみた。6b+くらいかな。 シャコよりは少し難しいかもしれないけど、コツがあって面白い課題だった。 右手出っ張ったカチ、左手浅いサイドポッケ周辺でスタート 芽登フェース左 6b+