2024クライミングまとめ〜トラッド編〜

 早いもので2024年も残り僅かとなった。ここで今シーズンの振り返りをジャンルごとにしていきたい。

今年の夏はほぼクラックに捧げたと言っていいだろう。苦手な細めのクラックを中心に何本か印象的なラインが登れたので紹介したい。

・ベスピュラ 5.11b

言わずとしれた層雲峡クラシック。ボトミング主体のフィンガークラックだが持久力も試される。フィンガークラックで11台を目指すならまずはこの一本をおすすめしたい。

昨年は登れずじまいで、今シーズンリベンジ1回目で完登することができた。昔全く刃が立たず苦労した思い出もあり、心に残る一本だ。

・ディア・フィンガー 5.11b

天人峡楽近エリアの看板ルート。パワフルな出だしと中間部までのレイバック主体のムーブに前腕が消耗させられる。プロテクションも確実に決める必要がある。

楽近エリアは夏場とにかく暑い。日差しを遮るものがなく、直射日光の中なんとか登ることができた。開拓時代、相棒が完成させた思い出深い一本でもあり登れて嬉しかった。

・龍樹 5.11d

層雲峡の極細極悪クラック。下部は指がところどころしか入らず、ナッツや小さなカムで登るのがおっかない。上部はジャミングが良く決まるのだが、何故か消耗しやすく何度も落ちた。

夏場しつこく通い続けてなんとか登ることができた。プロテクションもムーブもほぼ固めないと登れなかったので、こういうルートをオンサイトできるようになれればいいなぁ。

・黒雷 5.11a

天人峡の二枚看板のうちの一本(もう一本は春琴抄)。文句なし、ワールドクラスのラインと言っていいだろう。フィンガーから徐々に広がり延々と続くシンハンド、その長さ、厳しさだけではなく、見た目もかっこいい!クラックが楽しくなること間違いなしだ。

このルートは30m以上あるので、70mロープかバックロープを引いて登ることをおすすめする。


来年の目標

・ロングナイト 5.12b

カムが足りない問題。追加購入要検討。

・幻プロジェクト

ロングナイトが終わってからかなぁ。

・シューティングスター 5.11+

やりかけ。リードだと怖そう、、

・オフィズスマシーン 5.10d

今年は参拝見送ってしまった。来年はできればトライしたい。

・マーラータワー

来年こそは完成させたい。完成すれば道内最高傑作マルチピッチ。



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