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5月, 2025の投稿を表示しています

2025/5/24 天人峡

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 2週連続での天人峡。前回に引き続きホットなエリア、ダム下へ。 まずは一本、比較的お掃除も楽そうなラインを初登。のこのこクラック 10aとした。 ちょい広めなのでフィストの練習になる。登っていて気持ちのいいルートだ。 お掃除前 お掃除後 H田さんは近くの細めの綺麗なクラックを初登。コンセンサス 11cとなった。 下部が薄被りでスタンスが乏しいフィンガーでなかなか痺れる。 RPを狙ったが、惜しくもワンテン。必死こいたせいかデカい血豆ができてしまった。 なかなかにハードな好ルート ノートルダム 10a、H田さんはこの日2本も完成させた この日はプロジェクトにトライする勇気が出なかった。でもいつかは登りたい。

2025/5/17-18 天人峡

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 今シーズン初の天人峡。完全にボルダラーと化していたので登れるか不安だったが、登っているうちに勘を取り戻せたようだ。それにしてもすごい増水だったな・・・ 赤陽光 5.11a、素晴らしいクオリティ 強度の高い1本を試登中。下部は薄被りで細い。 この日初登したLIVE DAM 10b Life After Death 11a、こちらも北海道を代表する一本 春琴抄 10c、久々のワイドは刺激的で楽しかった 水量MAX、これから徐々に引いてくることでしょう

2025/5/12 毛無ボルダー朝活

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 週に二日、一般的な就労クライマーにとって岩に行くチャンスは限られている。それも天気やその他の事情で毎週行けるとは限らない。 しかし、朝活という裏技を駆使すれば、理論上は毎日でも岩に行くことが可能なのだ。 ということで朝4時に起床し、札幌近郊の個人的にはホットな岩場、毛無ボルダーへ出陣。 ここのところ日の出は4時台なのですでに明るい。朝は気温も低めで清々しいくらいだ。 なんやかんやで岩場に着いたのが6時前くらい。急いでマットを敷いてイオマンテ裏Pをトライ。 右ラインは前回より持ち感が良くない。一見岩は乾いているように見えるが、朝露?的なのが付着して微妙にシケっているようだ。前回トライ時とほぼ変わらず進歩はなし。 左ラインはスタートの離陸と初手が核心と見ている。その後も悪いが、なんとか繋がりそうな気配はある。今日は離陸の練習で、左足をいい位置に置くとなんとか姿勢を保持することに成功! この両手カチめちゃ悪い・・・ カチトレしないと初手取りに行けなさそうだけど、指が痛いんだよなぁ・・・ 他にもちょいちょい触っている課題をトライして、7時過ぎには終了。 ダッシュで森の中を戻って、出勤しなんとか間に合った。 この日は夕方すごく眠かった。fin

2025/5/10 毛無ボルダー

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 この週末は天気が芳しくなく、行き先に困る。小樽方面がまだマシそうだったので、この時期がベストシーズンの毛無峠へ。 雪は若干残っているが、トライする分には問題なく、岩もカラカラ。虫もいないし、やっぱり来るならこの時期だなぁ。 長年難しすぎて放置していたイオマンテ裏のプロジェクトをお触りしてみると意外といい感触。昔より確実にホールドが持てるようになっているのと身体で抑え込めるようになっている。 それにホールドやムーブの解釈能力が上がっていて前より理詰めでトライする癖が付いている。レインボーでのEじさん課題効果かな。 手数にして4手目まで到達。この後右手を持ち替えて足を上げ、リップを叩きにいくだけだ。 確か昔は2手目くらいしか取れていなかったが、かなり可能性が見えてきた。 ただし一手一手は全力で、フリクション条件も良くないとなかなか繋がらないだろう。初段以上はありそうだ。 この岩の左のラインも触ってみたが、両手薄カチスタートの離陸さえできず。上部も甘いホールドが続く。こちらは2段以上とお見積り。 だいぶ指先が痛くなってきたところで、ふと表面を見てみると、イオマンテ横の岩の右上ラインが登って欲しそうな顔をしていた。 これはDZ氏のプロジェクトだが、膝の怪我やらなんやらで数年間放置されたままだ。 岩に唆されるままにスタートホールドを握りしめ、上を見上げるとホールドが綺麗に続いている。そして気づいた時にはマントルを返していた・・・ 今回は人を見てやっていますが、基本横取りは御法度です。本人にも謝罪済み。でも本音を言うと早めに登って欲しかった。放置されるには勿体無い素敵なラインでした。 ニドム(アイヌ語で豊かな森)と命名。グレードは2級(6c)。 イオマンテと並んでおすすめ課題なので合わせてやってみて欲しい。下地も思ったほど悪くないし、取り付きやすいと思う。