2025/5/10 毛無ボルダー
この週末は天気が芳しくなく、行き先に困る。小樽方面がまだマシそうだったので、この時期がベストシーズンの毛無峠へ。
雪は若干残っているが、トライする分には問題なく、岩もカラカラ。虫もいないし、やっぱり来るならこの時期だなぁ。
長年難しすぎて放置していたイオマンテ裏のプロジェクトをお触りしてみると意外といい感触。昔より確実にホールドが持てるようになっているのと身体で抑え込めるようになっている。
それにホールドやムーブの解釈能力が上がっていて前より理詰めでトライする癖が付いている。レインボーでのEじさん課題効果かな。
手数にして4手目まで到達。この後右手を持ち替えて足を上げ、リップを叩きにいくだけだ。
確か昔は2手目くらいしか取れていなかったが、かなり可能性が見えてきた。
ただし一手一手は全力で、フリクション条件も良くないとなかなか繋がらないだろう。初段以上はありそうだ。
この岩の左のラインも触ってみたが、両手薄カチスタートの離陸さえできず。上部も甘いホールドが続く。こちらは2段以上とお見積り。
だいぶ指先が痛くなってきたところで、ふと表面を見てみると、イオマンテ横の岩の右上ラインが登って欲しそうな顔をしていた。
これはDZ氏のプロジェクトだが、膝の怪我やらなんやらで数年間放置されたままだ。
岩に唆されるままにスタートホールドを握りしめ、上を見上げるとホールドが綺麗に続いている。そして気づいた時にはマントルを返していた・・・
今回は人を見てやっていますが、基本横取りは御法度です。本人にも謝罪済み。でも本音を言うと早めに登って欲しかった。放置されるには勿体無い素敵なラインでした。
イオマンテと並んでおすすめ課題なので合わせてやってみて欲しい。下地も思ったほど悪くないし、取り付きやすいと思う。
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