年始大堂海岸ツアー後半

 1/5 モンキーエリア

この日は初中級者に人気のモンキーエリアへ。今回は見かけなかったが猿が出没することもあるとか。

登ったルートはスーパークラック 5.9、モンキールーフ 5.10a、岡山ルート 5.10c、セイシクラック 5.10bでどれも素晴らしいルートだった。

モンキールーフ、ハンドサイズのルーフ超えが気持ちいい。

岡山ルート、一直線に伸びるフィンガークラック。ところどころにスタンスがあって気持ちよく登れる。

セイシクラック、おそらくこのエリアで一番内容があって面白いルート。名前がアレだが、クラックの形を見てもらえれば納得するはず。下のフェースは緊張した。

初見のルートを手当たり次第オンサイトトライでき、日向でぽかぽか。最高の1日だった。

手がだんだんボロボロになっていく。

夜は鍋と新鮮なお刺身で乾杯!今回のもう一つの目的であるお刺身が食べられて大満足。

1/6 お座敷エリア

この日は北大のN川も合流。午前は雨だったので午後から軽く登ることに。

Hクラック 5.11-、見た目が簡単そうと思って取り付いたらけっこう悪かった・・・なんとかOS。その隣のフナムシ5.9もなかなかおもしろい。

ポットボールという丸い岩。隙間でゴロゴロ転がって丸くなる自然の奇跡。この日も波にも揉まれくるくる回転していた。

岩を潜り込んだ中にあるルーフクラック 5.11a。今ツアーで唯一落ちてしまった。普段なかなかやったことがないジャンルでハンドサイズながらも難しかった。

1/7 モンキーエリア

移動日を除いたツアー最終日。モンキーエリアのやり残したルートを潰しに行く。

モンキーロード 5.10c/d、上部のフィンガーはそこそこ悪く一瞬本気モードに。N川と揃ってOS。

ぐいの実クラック 5.8とビッグウェーブ 5.10b/c、どちらもナイスルート。

モンキールーフ左 5.10a/b、モンキールーフより癖ありで少し悪い。モンキーシリーズはほぼ制覇?

1/8 移動日 大月町〜高知龍馬空港〜羽田空港〜新千歳空港

なんとか一日で札幌まで帰ることができた。本州の方々もそれぞれ一日がかりで帰るらしいので結局同じ?でもやっぱり遠かった。


今回は初見のルートを片っ端から登れてまさにクライミング三昧な毎日だった。初めての岩場なのと遠征中に怪我をしたくないという気持ちからあまり突っ込めず、高グレードはなかなか手を出せなかった。でも有名なルートをたくさん登れたのでそれはそれで満足できた。

本州には素敵な岩場がたくさんあって羨ましくも思うが、まだまだ層雲峡、天人峡でも開拓はできそう!とモチベーションが湧いてきた。特にクラックが途切れたりフェース的な要素のルートを目にしてまた視点が広がった気がする。

一緒に滞在したクライマーたちは自分のプロジェクトに打ち込んだり、5.13台のルートを完登したりと刺激強めの面々だった。

知り合いもたくさん増え、これを機会に北海道と本州でまた交流ができたらいいなと心から思った。年末年始、大堂には全国各地からクライマーが集まるのでとても刺激になると思う。

大堂海岸、また必ず再訪したい。






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